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大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)
本日は、先日、サッカースクールの際に子どもたちに教えてもらった2つのことについてお話したいと思います。
日常を楽しくする方法に気づかせてくれた。
「ねぇコーチ、空、みてみて、星きれいだよ!」
「ねぇコーチ、あの赤く光っているのが、アンタレスだよ!」
「さそり座だよ!」
サッカースクールが終わり、練習会場から駐車場に向かう途中、子どもたちが、目を輝かせながら教えてくれました。
空を見上げてみると、ほんとうに星がいっぱいで、空がきれいでした。
そして、数ある星の中で、1つだけ赤く輝いている星に、ひときわ目を引きました。
その星を見ていると、心が落ち着くような、でもドキドキするよう、ワクワクするような、なんだか不思議な気持ちになりました。
これまで何年も同じ道を通ってきたはずなのに、僕も小学校の頃に星座を習ったはずなのに、見えてたはずなのに、見てなかったんですね。
この時、「何気ない日常」を楽しくする方法を、子どもたちの心が教えてくれたような気がしました。
今、大人な人もみんなかつては子どもであり、子どものころは、特別なことがない日でも、毎日ワクワクしていたり、ささいなことでも楽しかったり、喜んだりしていましたよね。
ですが、年を重ね大人になるにつれ、知らず知らずに子どものときの心を忘れてしまい、日常のささいなことでは、簡単に喜んだり感動しなくなったりしていますよね。
子どものときの心を思い出すことで、子どものときのようにワクワクしたり、ドキドキしたり、毎日を楽しく幸せに過ごすことができるのかもしれません。
ワクワクしているから上手くいく!
そしてもう1つ。
スクールの中で体に負荷がかかったり、競い合うようなきつい練習メニューのときでも、笑顔で、楽しそうな表情で、お互いに本気で走り、体をぶつけ、奪い合って、うまくいっても、うまくいかなくても、一人ひとりがみんな一生懸命で、それでも笑顔でサッカーに向き合っている姿をみせてくれています。
その姿からは「上手くいったからワクワクする!楽しくなる!」のではなく、「ワクワクしている、楽しんでいる」から上手くいく、ということを教えてくれている気がしました。
そんな子どもたちのおかげで、私自身も学ぶことがあり、その日の帰り道は、いつもと違う帰り道になりました。
スクール生のみんな、「教えてくてありがとう!」