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知念諒
鉄棒で、子供たちにとっても指導者にとっても難しいのはやはり「逆上がり」ではないでしょうか?
子供たちが上達するようにタオルや補助器具を使って指導したり、前段階の練習として中抜き回りをしてみたり、
大人と向かい合って手をつなぎ逆上がりのように回ってみたりと色々な方法や道具を取りいれても「なかなか上達しない」とお悩みの方も多いはず。
そこで今回は、私が実際に指導をした際に効果的であった練習方法を紹介したいと思います!
まず、逆上がりの重要なポイントとして
1.肘を曲げる
2.鉄棒とお腹(おへそ)を近づける(くっける)
3.腰を鉄棒より上にあげる
4.つま先を回る方向に向ける
の4つがあります。
しかし、逆上がりの時に子供たちに「肘を曲げて!」「おへそを鉄棒にくっつけて!」「腰を鉄棒より上にあげて!」「つま先を回る方向に向けて!」と言葉で伝えてもやることが多すぎて子供たちにはなかなか伝わりません。
そのため、それらの要素を含んだ練習方法を取りいれます。
そしてその練習方法というのが「スカイツリー」です!
※スカイツリーという名前は子供たちがつけました(笑)
このスカイツリーには、先ほどお話した逆上がりの重要なポイントである「肘を曲げる」「おへそを鉄棒にくっつける」「腰を鉄棒よりうえにあげる」の3つのポイントが含まれています。
それでは、実際の方法をお話いたします。
1.逆手で鉄棒をにぎる
2.足を地面から離し、つま先を天井または空に向ける
【ポイント:肘を曲げる。おへそを鉄棒にくっつける】
3.体を真っ直ぐ逆さまの状態にする
【ポイント:肘を曲げる。おへそを鉄棒にくっつける】
*その時にできない子は足を捕まえて真っ直ぐにしてあげても良いです。
*上半身は少し曲がっていても良いです。
4.スカイツリーのように足を高く上げる
【ポイント:腰を鉄棒より上に上げる】
*「スカイツリーみたいに高くあげてみよう!」と声かけをすると良いです。
*最初できない子は足を捕まえたまま上に引き上げてあげても良いです。逆さまに真っ直ぐに足を上げるという感覚を掴むことが大事です。
4までできたら、あとは最後のポイントである
「つま先を回る方向に向ける」を行い回転をすることで逆上がりが完成します!
スカイツリーが難しい場合は、前段階として
- 足を地面につけての「ななめ懸垂」(肘を曲げる練習)
- 膝を抱え込むような「抱え込みぶら下がり」(お腹に力を入れる練習)
を行ってからスカイツリーを行うと良いです!
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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