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知念 悟
みなさんは、植松 努(うえまつ つとむ)さんという方をご存知でしょうか?
この方は、北海道でリサイクル用のマグネットを作っている会社を経営されているのですが。。
実は、そのかたらわロケットを作っているんです!
世界には3つしかなく、日本にはこの会社にしかない無重力空間を作り上げる実験装置もあるそうです!スゴいですよね!
ちなみにドラマの下町ロケットは、この方がモデルになっているようです!
本日はこの方のスピーチの動画を観て感じたことをお話したいと思います。
小さい頃から飛行機やロケットのお仕事を夢に見ていた植松さんですが、当時の担任の先生に
「夢みたいなことを言わないでテスト勉強をしなさい!」と言われたり、「よほど頭がよくないといけないし、お金もかかるからお前には無理。」とも言われたそうです。
夢ってなんだろう?
ここで植松さんは考えました。
- 出来そうな夢しか見ちゃダメなのか?
- でも出来るか出来ないか、一体誰が決めるのだろうか?
- きっと出来ないと決めるのは、やらなかった人達だ
と思ったようです。
「いま出来ないことを追いかけることが夢」
そう信じて諦めずに好きなことを追求した結果、今度は周りから「意味がない!」「大丈夫か?」と心配されたようです。
また勉強しないといい会社に入れないと言われた植松さんは、いい会社とは何なのか?について伺ったようです。
そこで返ってきた返事は、安定していて、楽をして、お金を貰えるのがいい会社。ということでした。
植松さんは、おかしなことに気づきました。
勉強をすればするほど能力が身に付くはずが、その能力をなるべく使わず楽をするために勉強をする。変だなと思ったそうです。
そこで植松さんが出した答えが、
自分の出来ることが増えると誰かのためにしてあげられることが増えて、その結果が仕事になる。
高級車を手に入れて高級車に乗ることが出来るのは、お金持ちではなく、どこかで誰かが頑張って作ってくれているから。
そのことに気づき、誰かのためになれるように「いま出来ないことを追いかける」ことに励んだそうです。
「どーせむり。」から「だったらこうしてみたら?」
植松さんが小さい頃の先生に「どーせむり」とよく言われたそうです。
「どーせむり」という言葉は、人間の自信と可能性を否定してしまう言葉となってしまいます。
逆にいうと言われた人は、何もしなくて済む、楽ができる言葉となります。
気づかないうちに、その言葉が人の自信と可能性を奪ってしまうことを知り、この「どーせむり」が無くなれば、いじめ、暴力、戦争がなくなるんじゃないか、という信念を持ちました。
そのため「どーせむり」から「だったらこうしてみたら?」と声をかけるようにしているようです。
サンビスカスのスタッフは、コーチや保育園の体育の先生という立場にあり、必然的に子ども達を教育する立場になります。
子ども達は、常になにかにチャレンジしていて、「警察になりたい」や「サッカー選手になりたい」と自身のなりたい姿を口にします。
もちろん実現するためには難しいこともあると思います。
そんな壁にぶつかっている時に「じゃあこうしてみたら?」と、明るく前向きな言葉をかけられるようになりたいです。
子どもの無限の可能性を信じて、失敗を受け止め、チャレンジする姿勢を大切にし、きっと失敗しているときは、次にさらに良くなるための成長中だと考えていきたいと思います。
子どもだけではなく全ての人に言えることだと思うのですが、一番大事なことは、出来なかったことが出来るようになることかもしれません。
大人になると、出来る限り失敗を避け、挑戦も子どもの時より減ってしまうと思いますが、出来ないことが出来る達成感や難しいことへチャレンジする姿勢を、子ども達に僕ら大人から見せられるように頑張っていきたいと思います。
「思うは招く」
意味は、思ったらそうなる。思い続けることは大切。
やってみたいという気持ちの素晴らしさと大切さを植松努さんの動画で改めて学びました。
PS.もしご興味がありましたら、YouTubeで植松努さんと検索したり「思うは招く」という本もありますので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか^^
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