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知念諒
みんな大好き鬼ごっこ遊び!
鬼ごっこや、しっぽ取り鬼ごっこ、氷鬼や当て鬼など様々な鬼ごっこ遊びがありますが、どれも子供達に大人気!
私が担当している園でも「先生!鬼ごっこやろー!」「しっぽ取りやりたーい!」と話をしてくる子が大勢います。
しかし、いざ始めてみると
「・・・やりたくない」
と言って座っている子が。。。
もちろん、自分から「鬼ごっこやろう!」「鬼ごっこやりたい」と言ってくる子は、楽しそうに逃げていますが
全員が全員鬼ごっこが好きなわけではないのです。
「やりたくない」と言う子に話を聞くと、
- 先生(大人)に追いかけられるのが恐いから
- 人に追いかけられるのが嫌だから
と理由がでてきます。(他にもいろんな理由がありますが、今回はこの2つに絞ります。)
みんなが「キャー!」「ワァー!」と叫びながら逃げているので、楽しみながら逃げていると勘違いしやすいのですが、なかには真剣に
「追いかけられることが恐い、嫌だ」という子がいるのです。
鬼ごっこが嫌いな子への対応の仕方
では、そういった子を鬼ごっこに参加させるにはどうしたら良いのか?
まず、先生に追いかけられるのが恐い場合、
- 鬼を先生(大人)以外にする(子供を鬼にする)
- 鬼になってもらう
- 先生と一緒に鬼をする
という3つの対応の方法があります。
先生や大人に追いかけられるのが恐いのであれば、1の「鬼を先生以外にする」方法で改善できます。
しかし、大人だけではなく「人」に追いかけられるのが恐い場合は
2の「鬼になってもらう」という方法で鬼ごっこに参加することができます。
もし、1人で鬼ができない場合は3の「先生と一緒に鬼をする」という方法を取ります。
この時、声かけが重要で
「先生、一人で鬼するの大変だから手伝ってくれる?」
と話すと
「いいよ。お手伝いする〜」
と積極的に参加してくれたりします。
※この声かけが100%ではないですが、高い確率で参加してくれます♪
参加しやすい環境を作ってあげる
このように、まずはみんなと鬼ごっこに参加しやすくなる環境を作ってあげると、
鬼ごっこに対する恐怖心をなくし、慣れてくると逃げることに対しても参加するようになります。
子供達がそのことに対して「なぜ嫌なのか?」「なぜやりたくないのか?」を聞いて、
それを対処できる環境を作ってあげることで子供達も積極的に参加してきます。
ぜひ、子供たちの声に耳を傾けてみてくださいね?
それでは、今回はこのへんで。