セルフケアの重要性

サンビスカス沖縄の宮城奈津子です!

私は日々、サンビスカスのジュニアチームの子ども達に対して

「今日、帰ったらストレッチしてねー」
「試合たくさん出たから、ちゃんとケアしてねー」
「お風呂上がりにはナツトレしてよー」

と、口うるさく伝えています。笑
※ナツトレとはチーム内のセルフケアメニューです

うちのチームでは、ストレッチやケアの重要性は日々コーチ陣から話してくれているので、子供達も「ケアの重要性」には気づいているようです。

とはいえ、コーチが言っても、親御さんが言っても、すべての選手が毎日実践するわけではありません。大人でも継続することは難しいですからね。笑

なによりケアやストレッチって地味ですし、子どもにとって楽しいものではありません。
この年齢で、毎日、誰にも言われないでもストレッチやケアをする子は、本当に少数だと思います。(いたら褒めてあげてください^^)

ですが、『セルフケア』や『セルフコンディショニング』つまり自分で自分の身体を調整できる能力というのは、今後長くスポーツに取り組む上では不可欠です。

もちろん、怪我をしないため、疲れを取り除くため、正しい動きを身につけるためなど、コンディショニングを整える効果があるからこそ必要ではあるのですが。

私が一番、ジュニア選手に伝えたいことは、ケアは「環境に依存してはいけない」ということです。

例えば今いる選手が、ジュニアチームにいるうちは、私がケアについて指導できますが、中学校に上がったらトレーナーがいないから、ケアが不十分になる、ということがあるかもしれません。

お母さんが毎日ストレッチを手伝ってくれているうちはいいけれど、いざ親元を離れた時、誰も言う人がいなくなるので、自分でケアをやらなくなってしまうかもしれません。

そうなってしまっては、もったいないですよね。

ですが、小さなジュニア世代から、セルフケアの重要性に気づき、日々の習慣にできていれば、今後長くスポーツをする上で、怪我を未然に防ぐことができるのです。

もちろん、100%防ぐことはできませんが、その確率を大幅に減らすことはできますよね。

なんか膝が痛い気がする。
なんか股関節に違和感が。
もも裏がビリってした。

そんな瞬間は、スポーツをやっていると日々起こります。
痛みや違和感は身体のサインです。そこをまず選手自身で気づくことが大事です。

そのためには、日々の自分の身体の状態を知らなくては気づけません。
だからこそ、日々のセルフケアで、状態を知る必要があるのです。

歯磨きと同じように、セルフケアだって、習慣になれば当たり前に行います。

自分で小さな変化に気づき、その小さな違和感程度であれば、自己調整できる。
サンビスカスの子どもたちには、そんな選手になってほしいなと思って、日々関わっています。

「誰に言われなくても、自分でやる」

大好きなサッカーを、大好きなスポーツを、長く、怪我なく、思う存分楽しんで欲しいからこそ、私が伝えたいことのひとつです^^

子どもたちが、よりセルフケアをやりたくなるような声かけ、日々模索中です。笑(誰か知りません?笑)

それでは、今日はこのへんで!

PS:先日、無事に「BRIDGEスポーツコンディショニング教育協会 認定スポーツケアトレーナー」の資格を取得いたしました。ついていけるか不安でしたが、周囲の方々のご協力もあり、無事合格いたしました^^今後も、コンディショニングについて、皆様に還元できるような体制を作っていきたいと思います。

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