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大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)
○このリズムで体を動かすことができていたら、あとはボールコントールを高める練習をしていくと、もっとドリブルが良くなるね。
○このタイミングでパスを出すことができたら、あとはパスを狙ったところに、狙った強さでコントロールする練習をしていくとパスがどんどん通るようになるね。
○この動きだしができていたら、あとは動きのパターンをいくつか練習すると、いろいろな場面でチャンスを作り出すことができるようになるね。
子どもたちがサッカーをしているところをみるときに、これができていないということに目を向けることよりも、これからできるようになるであろうことに目を向けると面白いし、ワクワクします。
教師期待効果とは?
教育心理学において心理的行動のひとつに、教師期待効果というものがあるそうなのですが、
教師期待効果とは、学校で先生が「この子は将来、優秀な人になるかもしれないな」と期待を持って関わっていると、実際に、優秀な人になるというものだそうです。
絶対にそうなるというわけでないそうですが。
たとえばふつうの子が、問題をとけなくても気にしないのに、優秀になるかもしれないと期待している子がテストで間違えたら、励ましの声をかけたり、一緒に問題をどうすればとけるのか考えたりするかもしれない。
何かをがんばり抜くたびに褒めらる可能性が高くなり、子どもは実際に優秀になっていくということだそうです。
この効果は逆にもあるようで、先生がこの子はダメな子だと思いこんで関わっていると、その子がいいことをしても、たまたまいいことをしたかのように思い、悪いことをしたら、やっぱりそうしたかと思うことになってしまうというものです。
認めること
そのくらい、先生の関わり方には、子どもたちに与える影響力があるってことは、僕たち大人が大人の思い込みで、この子は、たいした子じゃないと決めつけるということは危ないことなんですね。
先生が、この子はダメだ、と思ったら、本当にダメになるケースは多いそうですから。
でも確かにそうですよね。実際に、前向きな言葉をかけられると、僕ら大人だって嬉しいし気持ちも高まりすよね。
子どもなら、なおさらそうですよね。
「ここできているね!」
「ここがんばったね!いいね!」
この一言でどんなに認めらる感覚になるのことか。
自己肯定感よく聞く言葉です。
自己肯定感を高めるために、その方法がいろいろ説明されていますが、そんなことよりも、まずは、認めること。
認めるということは、「他と比べて出来る=認める」ではなく、子ども本人の変化をしっかりとみてあげることだと思います。
他の人から見たらまだまだかもしれない。
でも、他の人がしたそれ以上に、努力をしたのかもしれない。
今は目に見える変化は小さくても、目に見えない部分をしっかりと見守ることのできる大人になりたいですね。
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