サンビスカス沖縄/サッカー教室/幼児体育指導/保育園巡回指導/サッカースクール
大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)
新しい元号が「令和」となりました。
人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。
梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。
そういう願いが込められているそうです。
サンビスカス沖縄に込められた願いとは?
同じようにサンビスカス沖縄というクラブ名にも願いが込められています。
「サン+ハイビスカス」
サンビスカスの「サン」には、3つの大切な意味が込められています。
1つ目は、太陽(SUN)の様に熱くサンサンと輝く人、クラブ、街。
2つ目は、地域の子供を自らの息子(SON)の様に、しっかりと見守り、教育を行う事が出来る街。また、その事によって次世代を担う人材を育成していく街。
3つ目は、地域住民・行政・民間企業の3(サン)ヵ所が一体となり、人・クラブ・環境づくりに取り組める街。
沖縄市の花「ハイビスカス」には。
ハイビスカスは、クラブの活動拠点となる沖縄市を象徴する花として、古くから「死後も永遠の繁栄を祈る意味を込めて贈る花」である。
クラブが人から人へ世代を超えて、永遠の繁栄を遂げるようにという願いが込められています。
このように、太陽の「サン」とハイビスカスの「ビスカス」、そして地域名称沖縄市の「沖縄」を合わせて「サンビスカス沖縄」という名前が生まれました。
僕の名前はというと、木のように幹を太く、根を深め、そして葉を広げ、充実した人生を送ってほしいという願いを込めて「充幹(アツキ)」という名前をつけてくれたそうです。
しっかりと名前で呼ぶ
私は子どもたちを呼ぶときに名前で呼んでいます。「おまえ」という呼び方はしません。
それは、子どもの立場になって考えると、大人から「おまえ」という呼び方で呼ばれると「軽く見られている」「雑に扱われている」と感じてしまうと思うからです。
大人でもそうですよね?
「そもそも子どもも、そんなこと気にしていない」、「子どもだからいいだろう」とつい軽く考え、そんなに気にすることでもないのでは、と思うかもしれません。
しかし、子どもは名前を呼んでくれないと、
- 「なぜ名前を呼んでくれないのだろうか。自分のことが嫌いなのかな。」
- 「おまえって名前じゃないのに。」
と不安やいきどおりといった感情を大なり小なり心の中にもちます。
名前で呼ぶことは「認める」ということ
名前で呼ぶことは「認める」ということです。
名前で呼ばれると自分のことを尊重してくれていると感じます。
しっかりと子どもの名前を呼ぶ。
願いが込められた名前をきちんと呼ぶ。
名前をしっかりと呼ぶことで「大切にしているよ」という思いが子どもに伝わります。
みなさんは、子どもの名前にどのような思いや願いを込めましたか?