サッカーの試合を面白く観るためには?

サンビスカス沖縄/サッカー教室/幼児体育指導/保育園巡回指導/サッカースクール

大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)

 

 

6月は、サッカー日本代表の試合が多い月でした。

テレビでも放送されていたので、何試合か観ることができました。

 

でもカテゴリーの違う試合が、同時進行していたので。

何が、何の、何のための試合で、誰が、どのカテゴリーの代表なのか、何が、何だか、わからないというプチパニックにもなりもなりました。

 

落ち着いて整理をすると、2022年にカタールで開催されるワールド杯を目指す、フル代表のアジア2次予選の試合と、今年7月に開催される東京オリンピックを目指す、U24日本代表の親善試合でした。

 

試合の結果はというと、フル代表はアジア2次予選を圧倒的な強さで突破し、アジア最終予選進出を決めました。

U24日代表は、試合での選手のパフォーマンスから、東京オリンピック本大会に向けた登録メンバーが発表されました。

フル代表のアジア最終予選は9月からスタートします。ここを突破すると2022年カタールワールド杯の本大会に出場です。

U24日本代表の本大会は7月末からスタートします。

 

ということは、これからさらに、サッカーの試合を観る機会が増えそうです。

 

ところでみなさんは、今回の連日の日本代表の試合は、ご覧になられたでしょうか?

または、普段からサッカーの試合をよく観る方ですか?

 

僕は代表の試合は、観ることが多いですが、Jリーグの試合など、普段は自分の見たい選手がいないと、積極的に試合を観る事が、ありません。

なので、これから始まる大舞台で、日本の代表として世界と戦う代表戦は楽しみです。

 

頑張って応援したいと思います。

でもなかには「サッカーの試合はつまらない、、、」という人もいると思います。

 

理由は、試合の時間が長い、得点がなかなか入らない、ファインプレーの場面が少ないなど、いろいろあると思います。

そういう人は、もしかしたら試合の観方を変えてみると、少し面白く観れるようになるかもしれません。

 

実際に僕は、試合の観方を変えてから、以前よりも面白く観れるようにりました。

 

では、どのように変えたのかというと。

 

以前は、ドリブルやパスにシュートに、ボールがあるときの選手のプレーに注目していたところを、ボールを持っていないときの選手の動きに注目するようになりました。

 

サッカーの試合は、選手1人が1試合でボールに触れている時間が非常に少なく、試合における約97%の時間は、ボールを持っていないというデータもあります。

 

では、そのボールを持っていないときの何に注目するのかですが。

一つは、選手がいい状態でボールを受けれるように、ボールを持っていないときには、何をしているのか?というところです。

 

なぜなら、選手はいい状態でボールを受けるために、相手といろいろな駆け引きをしているからです。

そして、その駆け引きの部分を見つけ、そこから「ふむふむ、なるほど。ここで、こうして、こうだから、こうなったんだなあ」と駆け引きの場面を、理解することが面白さに繋がります。

 

たとえば

「デェフェンダーの背後に飛び出すとき、いきなり縦に走り出すのではなく、一度斜めに動きながら飛び出しているから、相手のマークを外せているだなあ。」

「このタイミングで、この位置に動いているから、いつもフリーでボールをもらえているだなあ。」

「パスを出した後、ここ動いているから、またすぐにパスを受けることができているだなあ。」など。

 

とくに、相手ディフェンダーと、たえず駆け引きをしているフォワードというコートの最前線にいる選手が、どうのようにマークを外しているのか、どのようなタイミングでパスをもらっているのか、注目してみるといいかもしれません。

 

ときどきある、「自分でも今のは決めれたな」という、簡単そうにゴールを決めているシーンでも、その前にはいくつもの駆け引きがあり、その駆け引きに勝ち、ゴールを決めた過程を確認すことで、簡単そうに見えたそのゴールの凄さに気付くことがあります。

 

他には、僕も今までそんな風に見たことがなかったので、印象的に残っていますが、サッカー好きで有名な、歌手で女優の小柳ルミ子さんは、選手のプレーを見て、その選手の性格を予想したり、感情を予想したりと自分でストーリを作りながら見ているそうです。

 

サッカーノートも自分で作って、試合の内容を書いたり、ストーリを考えてたりしているそうです。

 

面白いですね。

 

サッカーをより魅力的に感じ、試合をより楽しく観れるようになれたら嬉しいです。

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