サンビスカス沖縄/サッカースクール/幼児体育指導/運動遊び/スポーツフードアドバイザー
知念 諒
来週からは3月がスタート。
今年度も残り1ヶ月となりました。
この時期は、サッカースクールでも保育園の巡回の指導でも子どもたちの旅立ちがあり、別れが寂しい時期でもあり、成長を感じる嬉しい時期でもあり、とても不思議な感覚になります。
先日もある保育園の子どもたちからお手紙を頂き、その中で特に印象的だったお手紙を紹介したいと思います。
鉄棒を克服したS君
その手紙を書いたS君は、年少さんの時から指導をしていますが、ずっと「鉄棒が苦手」で、鉄棒の時になると毎回のように怖くて泣いていました。
僕や先生が体を支えていても怖さが取れず、鉄棒の上に上がる姿勢をとることができない。逆さまになることが怖くて逆上がりができない。
そんな状態でした。
そんな鉄棒に恐怖心を持っていたS君でしたが、先日もらった手紙の中に
「鉄棒できるようになったよ!」
の文字があったのです!!
僕は、思わず嬉しくなり、直接本人に話を聞いてみると、
「少しづつ練習していってできるようになった!」
と元気よく教えてくれ、その自信からか以前のような気弱な姿はなく、堂々としたお兄ちゃんの姿になっていました!
S君だけでなく、鉄棒に恐怖心を持っている子はたくさんいます。
そのため、僕は
「怖いの気持ちは先生も分かる!でも、怖いからやらない!ってことだけはしないでほしい。ぶら下がるだけでも良いし、触れるだけでも良い。少しづつで良いから鉄棒に慣れていこう!」
とみんなに伝え続けていました。
その言葉通り、少しづつ慣れるように練習をして恐怖心に打ち勝ったS君の報告が本当に嬉しくてたまりませんでした。
成長をリフティングで伝える
サッカースクールでもこんな場面がありました。
ある小学6年生の保護者とお話しをしていた時に、たわいもない話から「卒業」の話に。
その子もS君なのですが、S君が入会してきたのは小学校3年生の6月。
地道に3年以上頑張ってきたS君は、毎年のように大きな成長を感じさせてくれる存在でもありました。
特に6年生になって大きく成長をしたと感じ、それまでは苦手であったであろうリフティングにどっぷりハマり、練習時間だけでなく休憩時間にもリフティングに夢中になっています。
また、プレーだけでなく発言や態度も変わってきており、
「中学校はサッカー部に入って、将来はサッカー選手になりたい!」
と夢を語ってくれたり、リーダーを任せても堂々とリーダーを全うしてくれたりと成長を見せてくれました。
そんなS君の成長の話をしていると、保護者の方が、
「実は、成長した姿を最後にリフティングでりょうコーチに見せよう!とSと話をしたんです」
とこっそり教えてくれました。
その気持ちが何よりも嬉しく、その日が来ることがとても楽しみになりました!
もちろん、今回紹介させて頂いた2人だけでなく、子どもたちみんなが成長しており、その成長が嬉しく、そして別れが寂しくもあります。
別れが寂しい時期ではありますが、子どもたちの成長が嬉しく、また子どもたちからの
「りょう先生との体育楽しかったよ!」
「いろんなスポーツや運動を教えてくれてありがとう!」
「りょう先生大好き!」
「サッカーを教えてくれてありがとう!」
「いつも楽しく教えてくれてありがとう!」
と言った言葉が、僕の原動力になっていることは間違いないと感じました。
あと1ヶ月の時間ですが、最後まで子どもたちと思いっきり楽しく過ごして行きたいと思います!
あっ。ちなみに、サッカースクールは卒業になりますが、サンビスカスには卒業はないですので、いつでも遊びにきてほしいと思います!
これからのみんなの成長も楽しみに応援しております!
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