これからできるようになる子

サンビスカス沖縄/サッカースクール/運動あそび/障がい者スポーツ指導員

谷本 優希

 

自分の中に強く残っている言葉ってありませんか?

 

例えば小説の中の一文だったり、

漫画の中のセリフだったり、

誰かが会話の中で言った一言だったり。

 

ここ最近の私で言うと、

あつきコーチのブログの中で出てきた

 

「できない子ではありません。

これからできるようになる子です。」

 

という言葉。

 

これがもう強烈に頭の中で、こだまし続けていたんです。

詳しくは

エジソン ~失敗という見方を変えることで~

に書かれているので、

是非読んでいただきたいのですが、

とはいえここでも場面を簡単に説明する

ならば、こんな感じ↓

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保育園での巡回指導アミーゴで

スキップを練習していたときのこと。

 

先にスキップをできるようになった子たちが、まだできない子たちを見て笑いはじめました。

いや~な笑い声。

 

すると、すかさず

「何がおかしいの?なんでできないことを笑うの?」

と保育園の先生。

 

さらに続けてこう言いました。

 

「この子たちは、できない人たちではありません。これからできるようになる子たちです。」と。

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この保育園の先生の言葉を読んだとき、

私はハッとしたんです。

 

なんて力強い言葉なんだろう。って。

 

「これからできるようになる子です」

 

いつも子どもたちに伝えているつもりでした。

 

「大丈夫大丈夫、できるようになるよ」とか

 

「初めはみんなできないけど、練習したらできるようになるよ」とか。

 

でもなんか、

それとこれとでは力強さが全然違う。

 

「これからできるようになる子です」

なんてキッパリ言われたら

(あ、できるようになるんだ)

(わたしも、できるんだね)って、

スッと入ってくるような、そんな感じ。

 

すごく背中を押してもらえるような

背筋がピンと伸びるような、そんな感じ。

 

おそらく先生がここで子どもたちに

伝えたかったのは、

笑っている側の子どもたちに、

「できないこと」に対する見方を変えてごらん。

ということだと思うんです。

 

できないんじゃなくて、

これからできるようになるんだから、

笑うことじゃないよ。

 

と、そういうことだと思うんですけど、

この言葉が刺さったのは、

笑っている側の子どもだけでなく、

笑われた側の子どもにも、

グググっとくるものが

あったのではないかと、

思わずにはいられないのです。

 

まだスキップができないその本人に直接

「あなたはできるようになるよ」

と言うのとは違って

 

周りの人たちに

「この子はできるようになる子です」

という宣言。

(あ、そんな風に思ってくれてるんだ。)って。

 

不意打ちで、自分のことを認めてくれてる、

期待してくれてる。なんて知ったら、

「頑張ろう!」というパワーが一気に湧いてくるだろうな、と。

 

間接的でありながらも、物凄くド直球に、勇気を与えられる言葉。

 

私もいざというときにサッと言葉の

引き出しから取り出せるようにしておこうとして、一番手前に置いておいた結果、

頭の中でこだまし続けていたのですが、

つい先日、こんなことがありました。

 

それはサッカースクールのお迎えの時間。

スクール生の弟くんが、お母さんと一緒にお迎えにきていました。

3歳か4歳くらいだと思います。

 

「こんばんは」と声をかけると、

視線をそらしてうつむき、

お母さんの後ろに隠れてしまいました。

 

「ほら、こんばんは。でしょ。」

「ちゃんとあいさつしなさい。」

と促されるも、ますます縮こまってしまうばかり。

 

「いつもこうやって隠れてしまって、

あいさつできない子なんですよ・・・

すみません

とお母さんペコペコ🙇‍♀️💦

 

こんなとき、いつもの私なら

「大丈夫大丈夫!そのうちできるようになりますよ。」とか

 

「他の子にもよくあることですから」

 

という受け答えになっていたと思うのですが、この時はそう、頭の中の引き出しがカタカタと

音を立てて(今でしょ!今っ!今使うんだよ!)と大騒ぎ  Σ(´д*)

 

「できない子なんです」という

お母さんの言葉はきっと

男の子に聞かれてしまっている・・

 

2人の中にある「できない子」という捉え方を変えるために、こう伝えてみました。

 

「あいさつできないと、心配になっちゃいますよね。

 

 でもね。

 この子はね、

【あいさつできない子】

じゃないですよ。

 

【これから、あいさつできるようになる子】

です。」

 

一瞬の沈黙・・・・・

(あぁ。。。伝わっただろうか・・・ちょっと緊張で声震えてしまったな・・・)

 

すると・・・・・・

お母さんの後ろに隠れていた男の子が

目を丸くし、まばたきを何度もしながら

ひょっこり顔を出してくれたんです。

😳まさにこんな感じ)

 

「ね!これからできるようになるもんね!」

と目配せすると、ちょっと照れ臭そうに、コクリ( ;∀;)

 

その瞬間のお母さんの表情は見逃してしまいましたが・・

「そっか。そっか。

 そうですよね。

 そうですよね。」

と、小さな声で繰り返しているのが聞こえました。

 

この目の前の光景にもう少し浸っていたいところだけど

「コーチー!コーチ~!!」と後ろから子どもたちの声が( ̄▽ ̄:)

 

「ちょっと~、空気読んでくれよ~」

と理不尽なことを子どもたちに呟きつつ(笑

 

親子の方を振り返ってみると。

男の子の隣にしゃがんで、

頭をなでなでしているお母さんの姿がチラリ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥)

 

周りの子ができるようになっていることを、

我が子にはまだできない。

 

それってすごく不安で、心配で・・・

 

きっとお母さんの中で、

あいさつ以外のことでも「できない子」

と捉えてしまっている部分が他にもあって、

しんどかったのかなぁと勝手に想像してしまいました。。。

 

 

「これからできるようになる子」

お母さんに。そして男の子本人にとって。

勇気づけの言葉になったのなら嬉しいなぁと思います(*´`*)

 

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