サンビスカス沖縄/サッカー教室/幼児体育指導/保育園巡回指導/サッカースクール
大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)
保護者の皆様。
毎日のスクールの送り迎えありがとうございます。
スクールを再開することができ、子どもたちが
笑顔で
楽しそうに
嬉しそうに
ボールを追いかけている様子に僕たちも嬉しく思います。
学校が休校となったり、保育園・幼稚園から家庭保育の協力依頼があったりと慌ただしく、目まぐるしく変化する生活への対応に戸惑うことの連続で、子どもたちも保護者の皆様も、ストレスのかかる日々を過ごしていると思います。
それでも、非日常の生活から、もとの日常のリズムに戻ったら戻ったで、負担を感じることもあると思います。
正直、僕もそう感じることもあります。
それでも子どもたちの笑顔が、素直な心が、それを和らげてくれます。癒してくれます。
そんな子どもたちと、会うことができていることも、保護者の皆様のご理解・ご協力があってこそのことだと思います。
いつもありがとうございます。
どう捉えるのか?
さて、皆さんは、
コップに半分だけ入っている水を見て、「もう」半分しか入っていないと思うのか、「まだ」半分も残っていると思うのか。
という言葉を、耳にしたことがありますか?
これは、ものごとをどうとらえるのか?その受け止め方で、違いが生まれる。ということのようです。
実際に、この前、なんとなく「なんで中学校まで、サッカーが上手いわけでもなかったのに、ビーチサッカーの日本代表になれたんだ?」と弟に聞いたときに、
「15歳のときに読んだ、サッカー漫画が一つのターニングポイントだったかも・・・」とはじまり、
そのときの話が、ものごとの捉え方で、こんなにもそのあとの結果が大きく違ってくるのか?という驚きもあったので、そのことを、ここで話してみたいと思います。
日本代表になった弟の捉え方
弟は、中学校までは、普通のサッカー少年でした。僕から見てもサッカーが上手い訳ではありませんでした。
やはり、高校に進学しても、周りと比べて下手な方だったそうです。
でも、15歳のときに、たまたま読んだ、「ファンタジスタ」というサッカー漫画で「ある一つの言葉」に出会ったことがきっかけで、サッカーに対する取り組み方が、大きく変わったそうなんです。
それは、
「ボールコントロールが上手くなるのは16歳まで」
という言葉だったそうです。
この言葉をみた瞬間に、
「まだ、あと1年ある」
そう思ったそうです。
そこから、とにかく残されている1年を頑張ってみよう、1年なら頑張れるという気持ちで、サッカーの練習に打ち込んだそうです。
そしたらその結果、高校1年生のときには、チームで下手な方だったボールコントールが、みるみる上達していきました。
それと同時に、身長が急激に伸びていったことも重なり、3年生時にはチームのエースに成長し、その年代の沖縄県の代表選手にも選ばれるようにもなっていたそうです。
もし、15歳のあのときに、「ボールコントロールが上手くなるのは16歳まで」という言葉を目にしたときに、
「16歳までしかボールコントロールが向上しないのであれば、残された時間は、もう1年しかない。ここから頑張っても、もう遅いかな・・・。」
そう捉えていたとしたらどうなっていたでしょう?
きっと、その後のサッカー人生に良いようには繋がっていなかったと思います。
どう声かけをしていくのか?
このように受け取り方の違いで、上手くいく人、そうでない人に分かれてしまうこともあるなら、
子どもたちが、何かに悩んでいるときに、
「それなら、こんなふうに捉えてみたら?こんな捉えたかもあるみたいだよ?」
と、前を向くことができる。
そんな言葉を伝えることができたらいいですね。
もし、そんな出来事や経験が自分にあったら、それを誰かに話すことで、
誰かのためになること
だれかを救うこと
に繋がるかもしれません。
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