サンビスカス沖縄/サッカー教室/幼児体育指導/保育園巡回指導/サッカースクール
大城 充幹(サッカー協会公認B級コーチ)
あるスクール生の行動
サッカースクールの最中、コート作りの準備をお願いした一人の子が準備を終え、とことこと歩いて戻ってきました。
その子の両手は、誰かが飲んでそのまま置いていったであろうペットボトルのゴミでふさがっていました。
そして、「落ちていたから拾ってきた!」と一言ポツリ。
その姿に、ジーンと心が温かくなりました。
僕は、「ありがとう。会場に落ちているゴミを拾ってくれたおかげで、みんな気持ちよくサッカーができるね。」と言葉で伝えました。
「何が起こるか予測不可能な時代」だからこそ。。
話は変わって、1~2ヶ月まえ、学校は休みになり、お店は閉まり、外に出ることが制限され、これまで当たり前のように目の前にあったものが、突然なくなりました。
スポーツ界でも、Jリーグをはじめ、さまざまな活動が中断となり、サンビスカスのサッカースクールも臨時休校となっていました。
半年前、サッカーのできない日々がくることを想像していた人はいないのではないのでしょうか。
いまはまた、普段の生活を取り戻しつつありますが、この先は本当にどうなるのかわからない状態であることは間違いありません。
そして、ここ数年でよく耳にするフレーズ「何が起こるか予測不可能な時代」。
これまで当たり前のように、子どもたちにサッカーを教える日々を過ごしていた僕自身、そのことを、自分事として実際に肌で感じることとなりました。
さらに、僕たちや子どもたちは、そんな世界をこれから生きていかなくてはなりません。
何かの本で、
「これまでのように正解のない世界で、大きな選択をせまられたとき。どっちの道が正解なんだろうと考えてはダメよ。答えはもっと下、あなたのことなら、あなたの胸が知っているよ。自分にとってどっちが正しいかで決めなさい。」
という言葉がありました。
どんな結果であれ、選択したものを正しかったものにする。正解にするのは最後は自分!ということなんだろうとなあと思います。
そして、そんな意思決定を「正しいこと」にする力は、日常のひとつひとつの自分のおこないが大きな力になると思います。
サッカースクールの最中に、誰かが捨てていったゴミを拾って、スクールが終わった後にちゃんとゴミ箱まで捨ててくれたスクール生。
目の前に落ちているゴミを拾う行動を取れている自分というものがあれば、どんな選択も結果正解となって自分の道を歩いていくんだろうなぁ。
そんなことを思わせてくれる出来事でした。
なぜ消極的で運動が苦手な子がたったの1年で園のリーダーになり運動会のアンカーに選ばれたのか?
詳細は、こちらからご覧ください。
↓ ↓ ↓